こども cafe のきっかけ .
- こどもたちに、レストランを知ってもらおう。-
『こどもcafe』の企画を思い付いたきっかけは、こんな事からでした。
あるママの言葉。 『子供がいるから、お食事に行ける所が少ないの。』 理由を聞くと 『お子さまお断り』 の飲食店が多いとのこと。
パリでは普通にお子さま連れでお食事をしているのに、何故?と考えてみました。
そして、わたしの中で出た答えは、
『そうか、子供さんがレストランってどういう所か知らないからだ。だからどう振る舞って良いか分からなくて、お店と共存出来ないんだ。』
どうしたら、共存出来るのだろう・・・・・。 あるアイディアが閃きました。
子供さんに 『お客様をもてなす』事を経験してもらって、お料理をつくる人、お料理を運んでくる人が、どんな想いなのか知ってもらおう。
そうすれば、レストランで、自分なりの感謝を『お行儀』というかたちで表現してくれるのではないかな・・・・、
そして子供達のお行儀がお友達に伝わり、いつの間にか広がって、いつの間にか『お子さま大丈夫』のお店が出来てくれないかな。
そうなれば、ママたちも、もっと自由にお出かけ出来て、もっとHAPPYになって、もっとお子さんに優しくなれるかも。
こんな思い付きから始まった、こどもcafe。
こどもcafeは、こどもたちに 『感じること』 『想うこと』 、 大人たちに 『振り返ること』 の機会を、ご提供出来ましたら、と思っております。
また、最近は、『大人とこどものつながり』 が少なくなったと聞きます。
5日間限定のこどもcafeの空間のコンセプトは 『大人とこどものユニバーサルデザイン』です。
男性一人がお茶をしても恥ずかしくない、お子さまと一緒でも楽しめる空間。 そんな空間を表現致します。
宮城雅子建築設計事務所 主宰 / こどもcafe代表 宮城雅子
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